About Naho Tsukada
Marj Kleinman Photography
はじめまして!
ニューヨークでヘアースタイリストをしているNahoです。NYに来て15年、現在はブルックリンのヘアサロンでスタイリスト兼マネージャーをしています。その他ブライダル、雑誌撮影のヘアメイクなども手掛けています。
コロナの影響で活動が制限される中、この時期にこそできることを考えて、オンラインでヘアスタイリングのセミナーも始めてみました。
どうぞよろしくお願いします!
美容師としてのスタートから渡米まで
出身は愛知県の知多半島、阿久比町という小さな町です。幼い頃から美容室に行くのが大好きでした。美容室に行ってカットをしてもらうと、生まれ変わったような、新しい自分になったような気分になっていました。男の子のように髪を短くしていたこともあり、いつも「また髪を切りに行きたい」と母にお願いしていました。
高校生の時に地元の美容室でアルバイトを始めました。卒業後は美容専門学校へ行き、名古屋のサロンに就職。1日でも早くスタイリストになりたくて、毎日夜中まで練習していました。そんなある日、オーナーから電話があり、「NYに行きたい?」と聞かれました。「もちろん行きたいです!」と答えると、「明日から2泊3日で行ってきて」と言われ、初のミューヨーク行きが突如決まりました。先輩と二人でヘアーショーに必要な映像を、ひたすら撮影して帰りました。それまでも海外には興味がありましたが、大都会より大自然の方が好きでした。でもこの時、NYのエネルギーとダイバーシティ(多様性?)に魅了され、もっといろいろなものを見たい、絶対もう一度戻ってくると心に決めました。
2度目の渡米は3ヶ月間。2ヶ月NYに滞在、1ヶ月はアムトラック鉄道でアメリカ大陸を一周しました。この旅でNYに住んでみたい、働いてみたいという想いが強くなり、その後も何度か渡米してマンハッタンのサロンで研修させてもらったり、就職できるチャンスも掴みかけましたが、結局願いは叶いませんでした。
再度渡米、Dvir Salon との出会い
地元のサロンに戻り、サロンで働きながらブライダル、ヘアメイクや着付けを学びました。それでもNYで美容師として働いてみたいという夢を諦め切れず、半年間、やれるだけのことをやってみようと決心して再びNYに戻りました。知り合いも、住む場所、仕事もないままの渡米でした。
短期のアパートを借り、仕事を探し始めました。新聞の求人広告でブルックリンのサロンを見つけました。英語が話せず電話できなかったので、直接サロンに行きました。「英語は話せないけど髪は切れます」と伝えると、受付の女の子の髪をカットとハイライトするように指示されました。そして終えると、「働いていいけど、お客さんに英語が話せないなんて言うな。英語を学びたいなら喋り続けろ」と言ったのが、今の私のボス、Dvirです。正直英語が話せないのに雇ってもらえたことに驚きましたが、彼もまたイスラエルから、英語を話せずNYに来た美容師でした。半年前にサロンをオープンしたばかりでした。
仕事は始まったものの、本当に大変な毎日でした。とにかく英語がわからない、聞き取れない。お客様の希望を聞き間違えて失敗したこともありました。技術面でも、ブローやカラーは髪質によって全然違います。半年が経ったとき、まだまだ日々の仕事に、英語に苦戦していました。まだ何も学べていない、何も掴めていない、まだ帰れないと思いました。何かを得るまで、学ぶまでは頑張ろうと決めましたが、それには2、3年かかりました。やっと仕事や生活に慣れてきた頃には指名してくださるお客様も増えてきて、せっかくここまで築き上げたものを手放したくない、もっともっとここで頑張りたいと思うようになっていました。
その後はサロンも急成長し、ボスと私、ほとんど二人だったサロンは移転拡大し、その3年後には2号店もオープン。私はサロンの外でも、撮影やショー、ヘアメイクの活動も始めました。働き始めた当初は、「ブルックリンにちゃんとカットしてもらえるサロンがあるとは思わなかった」「日本からわざわざ来たのに、ブルックリンなんかで何したいの?マンハッタンじゃなきゃ意味がない」などとよく言われましたが、ブルックリンの人気が一気に上がり、ウエディングも急激に増えました。当初ブルックリンでブライダルのヘアメイクをするスタイリストが少なかったので、日本でもブライダル経験があった私は急にブライダルのヘアメイクとしても忙しくなりました。
現在の活動
スタッフも増え、お客様も増え、忙しい毎日で、あっという間に今年で15年になります。現在はトップスタイリスト、マネージャー、ヘアメイクとして活動しています。去年のパンダミックでサロンが3ヶ月閉鎖したのをきっかけに、オンラインでのヘアメイクレッスンも始めました。
カットやカラーをすることはもちろん大好きですが、お客様とのリレーションシップ(関係?)を築くことも大好きで、とても大切にしています。私のもとに来てくださったお客様全てが、外見だけでなく、内面からキレイに(? feel betterに)なって頂きたいといつも願っています。お客様の中には、「カットやカラーが必要というより、気分よくなりたいから来た」と言って来られる方もいらっしゃいます。技術面では常にお客様を驚かせ、喜ばすことができるように、新しいスタイル、技術の勉強と挑戦を続けています。
また、私が先輩方やDvirに助けられ、教わって今の自分があるように、アシスタントの教育や一緒に働くスタイリストが成長し続けていられる環境づくりにも力を入れています。
休みの日は息子と遊んだり、いつも一緒に自転車通勤している愛犬Momoと散歩に行ったりしています。その他にもジョギングしたり、絵を描いたりピアノを弾いたり、最近はヘアアクセサリーを作ってみたりも。
ブログでは仕事やNY生活、ここには書き切れない今までのエピソードなども少しずつ書いていきたいと思っています。よろしくお願いします!